【中学受験】まずは汎用性のある方法を身につける

 算数は色んな裏技がある。正方形の中におうぎ形を2つ重ねた際に重なる葉っぱ型の面積は正方形の面積の0.57倍、図形の周りを円が転がる際に円が通った部分の面積は、中心が通った長さ×円の直径、など知っておくと早い方法がある。

 しかし、こういうのは使える条件を正確に知っておかないと問題によっては不正解になる。前者だと円周率が3.14の場合に限るし、後者は円と図形の間に隙間ができない場合に限る。

 だからまずはどんな類題でも使えるやり方を身につけるのが学習の王道だ。王道のやり方が身についてから裏技を習得するのが順序としては正しい。

 個人的には、入試本番でも裏技のやり方は見直しをする時に利用するに留めるのが良いと考えている。入試では裏技を使わないと時間が足りないような作り方はしないからだ。時間が足りないのは、計算力が足りないか解法を見つけるまでの時間が長いことが原因で、裏技を知らないからではない。

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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