【中学受験】暗記の弊害

 人によっては考えるより暗記する方が楽だから、ついつい勉強する際に暗記に走ってしまう。これでは考える力がつかない。つかないどころか失われていくようにさえ感じる。そういう人は暗記を勉強と考えているから勉強したと思っているが、理由もわからずに暗記することは勉強ではない。勉強した後は賢くなっていないと勉強とは言えない。賢くなるというのは理解することであり、忘れても自ら導き出せるようになるということだ。

 一方、暗記が苦手な人は理解しようと努めるから考える力がついていく。考える力がつくと応用問題を解けるようになるし、見たことのない問題にも対処できるようになる。考えるにはある程度の知識が必要なので覚えなければいけないことはあるが、暗記ばかりしても賢くならないどころか、むしろ愚かになっていくことに気をつけたい。

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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