中学受験に限らないけど、安全に見える選択肢ほどリスクが高いことがある。
ずっと第一志望の学校に向けて勉強していたけれど、入試が近づくにつれて安全圏の学校に志望校を下げる人がいる。こういう人でうまくいかなかった例は枚挙にいとまがない。志望校を下げたから合格するなんていうほど受験は甘くない。その時点でもう気持ちが負けているからね。気持ちで負けている人が勝てる勝負なんてまずない。
第一志望を最後まで変えずに貫く人の方が少数派だから、競争率が下がって勝ちやすくなることが結構ある。不安になるとあらゆる誘惑に目が行きがちだけど、それらは偽物であることが多い。
ヨーロッパのことわざに「地獄への道は善意で舗装されている」というのがあることを今思い出した。
今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。