【中学受験】受験が目的になってはいけない

 受験は手段であって目的ではない。そこを間違えると若い頃の私のようになる。受験を通して基礎学力や学習習慣を身につけ、応用問題を通して問題解決力を養うことで、社会に出ても学びを継続し、貢献していくことが真の目的である。

 有名中学や有名大学に入ることが目的になってはいけない。中学受験なら中学高校でどういうことをしたいか、大学受験なら自分は社会に出てどういう大人になりたいのか、それを実現するためにはどこで学ぶと自分にとって得かを考えるのが本来の受験の仕方である。

 今年、生物部に心を奪われて桐朋中学を受験した子がいた。素晴らしい動機だと思う。動物図鑑を見るのが大好きで、私と話をしている時も動物の話になると止まらなくなった。算数の話になると途端に眠そうになっていたけど、それで良いと思う。

 特にやりたいことが無い人は偏差値の高い学校を目指すというのも良いけど、その場合でもできるだけ学校に足を運んで色んな活動を観察するとやりたいことが見つかるかもしれない。

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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