【中学受験】およその数の本質

 およその数で範囲を求める問題に苦戦した人は多いはず。四捨五入をして上から2桁までのおよその数にすると15000になるとき、その数の範囲は?といった問題だ。

 答えは14500以上15500未満で、15499以下と答えてはいけない。15499と15500の間に数があるから、そこを全て含める言い方をするので未満を使う必要がある。子供にはなかなか伝わらない典型的な問題だ。

 ただ、およその数の本質は「ざっくりどれくらい?」というのがわかれば良いことなので、こんな細かい話はスルーで良いような気がする。未満と以下の言葉の違いだけ認識していれば十分だろう。

 普段の生活でも出かける時に交通費が大体1000円、食費が大体2000円、買い物が5000円とすると1万円持っていけばいいか。みたいな感じで計算することが大事で、細かい計算はいらないのがおよその数の利点だ。およその数はおよそ理解すれば大丈夫。

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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